大雨や台風、地震などいつ来るかわからない災害。
今回は一人暮らしの方が備えておくと良いものを紹介していきたいと思います。
防災対策が必要な理由
なぜ防災対策が必要なのか?
近年、防災グッズはテレビやSNSでも沢山目にする機会が増えていますが、そもそもなぜ防災対策が必要なのでしょうか?
一人暮らしの場合、自分の身は自分で守らなければなりません。
例えば地震が起きて家具が倒れてきたとき、自分が下敷きになってしまうと気づいてもらえる可能性が低くなります。
停電や断水が起きた時も一人で考えたり情報収集をしなければなりません。
そんな時の為にも知識を入れていたり防災グッズを用意しておくことが、何よりも大切になってきます。
必要な防災グッズ
では、具体的に備えておきたい防災グッズを紹介していきます。
一次避難用
・お水 (水道水、飲料水)
・食料
・モバイルバッテリー
・懐中電灯
・携帯トイレ、簡易トイレ
・トイレットペーパー
・現金
・身分証明書
・衛生用品
・ビニール袋
・ホイッスル
・ヘルメット
・薬、応急セット
・タオル
・着替え
・ウェットティッシュ
・筆記用具(油性ペンやボールペン)
・防寒具(ブランケットやアルミシート)
・レインコート
この辺りは一次避難用にリュックサックへ入れておきたいものです。
特に最近は電子マネーやクレジットカード利用が普及しており、現金を持ち歩く習慣が減っている方が多いと思いますが、
災害時はそういったものが使えなくなる可能性が非常に高いです。
そんな時のためにも現金は用意しておきましょう。
避難所での生活を想定し、1日分の用意はしておきたいところです。
リュックサックを背負って移動することも考えてなるべくコンパクトにまとめたり、
最小限の荷物を用意しておきたいところです。
二次・三次避難用
・お水 (水道水、飲料水)
・食料
・給水袋
・ドライシャンプーやスキンケア用品
・歯ブラシ、マウスウォッシュ
・簡易トイレ
・タオル(バスタオル)
・紙皿、箸
・ラップ、アルミホイル
・軍手
・スリッパ
・卓上コンロ
・衣類
・防寒具
・就寝用グッズ
・生理用品(女性)
・使い捨てカイロ
・携帯ラジオ(手回し充電式ラジオ)
二次・三次避難には3日~1週間ほどの用意をしましょう。
救援物資が徐々に届き始めるとは思いますが、場所によっては届くまでに時間がかかることもあります。
万が一に備えて多くあることに越したことはないですが、状況に応じて準備をしましょう。
防災グッズとして、すでに必要なものが一式揃っている「防災リュック」もあります。
これなら1から準備をしなくても大体の物が入っている為、
プラスアルファで必要なものを用意するだけで済みます。
備えておきたい防災対策
防災グッズのほかに備えておきたい対策も紹介していきます。
避難場所と経路の確認
いざ災害が起きた時にどこへ避難をしたらいいのか、
地震、津波など災害の種類によっても避難場所が変わってきます。
ハザードマップや自治体が提供している避難マップを確認し、
どこへ行くのが良いのか事前に把握しておきましょう。
家具家電の転倒防止
大きな地震では家具家電が転倒する可能性が高いです。
予め対策をしておくことでいざ逃げようとしたときに経路が確保できたり、
就寝時に棚が倒れてくるのを防ぐことが出来ます。
高い位置に置いている家具を固定したり、耐震マットを使うなど対策をしましょう。
災害時の連絡手段
一人暮らしのだと身近に家族や友人がいないことがほどんどだと思います。
いざという時の連絡手段を事前に決めておきましょう。
災害直後は通話が集中するため電話が繋がりにくくなります。
そのためパケット通信を利用したメールやSNS、通話アプリがおすすめです。
電波がまったく入らない場合は災害用伝言ダイヤル(171)や災害用掲示板を利用できます。
こちらも予めどのように連絡をするのか情報共有をしておくことが大切です。
防災グッズを取り出しやすい場所に置く
せっかく防災グッズを準備したとしても、取り出しにくい場所に置いていては意味がありません。
いざ逃げるときに取り出しやすい場所に備えておきましょう。
おすすめの場所は玄関ですが、それぞれのライフスタイルや間取り、避難経路に応じて
一番良い場所へ置いておきましょう。
最後に
災害はいつ起こるかわかりません。
一人暮らしの方は特に自分の身は自分で守るしかありません。
事前に準備をしておくことで、いざという時にも対応することが出来ます。
上記に上げたリストの他に自分が必要なものは何かリストアップをしましょう。
一人暮らしだからこそ、普段から意識をして生活をしていきたいですね。